筋肉が霜降り肉になる。その後は・・・

何万円もする霜降り肉。
脂がのってとろけるような味わいなんでしょうね。
一度は食べてみたいもんです。(庶民)

さて、霜降り肉の「霜」
言わずと知れた「脂肪」です。
人間の筋肉ももちろん霜降り肉になります。

筋肉(筋繊維)は普段はぎっしり詰まっていますが、活動量が減ると間引きされ、隙間ができます。
隙間と言っても実際に空洞になることはなく、そこを埋めるのが「脂肪」となります。
霜降り肉の完成です!

急に運動を止めてしまったりすると、できやすいのではないでしょうか。
見た目の筋肉の形はさほど変わらないけど、筋肉としての中身は少ないので、同じ運動をしても代謝量が落ちます。

ただし!
まだ筋肉が霜降った段階であれば、また運動を始めることにより、消費され、新しい筋肉が出来上がり、霜は減っていきます。

霜(脂肪)は糖質・タンパク質と共に三大栄養素と言われるようにエネルギーです。
筋肉の隙間に脂肪を埋め込むのはいつでもエネルギーとして使えるようにするためです。

 

でも、さらに全然その部位の筋肉を使うことがなければ、エネルギー(脂肪)を差し込んでいる必要はないので、結合組織と言われる繊維でふさがれてしまいます。
この結合組織は硬くなったかかとや、分厚い皮のようなものなので、筋肉の隙間にあると、動きの悪い硬い筋肉になってしまいます。(コンクリートで穴をふさぐようなものです。)

ここまで、なってしまうと筋張った硬い肉・・・おいしくないですよね?
いや、食べ物の話ではないですが、運動をしてもストレッチをしてもなかなか結合組織は消えてくれないので、運動の効果が出にくくなり、筋肉ではないので代謝量も増えません。

「今は全然運動していないのに、学生の頃運動してた時から筋肉が落ちてないんだよね」
なんて言っているそこのあなた!
その筋肉の中はとっくに結合組織に変わっているかもしれませんよ。

そんなわけで、今からでも軽く運動を始めて、結合組織を少しずつ減らしていきましょう。
大丈夫!
生きている限り代謝が行われるので、使い続ければちゃんと必要な組織(筋繊維)に生まれ変わります。

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