腰部脊柱管狭窄症からくる”めまい”

癒しではなく痛みの根本改善を目指す松村カイロプラクティックの松村です。

今回のテーマは「腰部脊柱管狭窄症からくる”めまい”」

 
先日テレビで紹介されていた原因不明のめまい

耳の検査や脳の検査をしてもめまいの原因はわからず、最終的に「腰部脊柱管狭窄症」がめまいの原因というものでした。

なぜ腰部脊柱管狭窄症からめまいに?

腰部脊柱管狭窄症

腰部脊柱管狭窄症とは、背骨の中にある脊柱管と呼ばれる神経(脊髄)の通るスペースが狭くなる疾患です。

腰部脊柱管狭窄症の特徴的な症状としては、間欠性跛行があります。

間欠性跛行は腰部脊柱管狭窄症により圧迫された脊髄(神経)が下肢に痛みやしびれを起こし長時間(長距離)歩くことが困難になります。
ただ、休憩したり、前傾姿勢などで下肢症状が軽減するため再び歩くことができますが、同様に長時間歩けない・休むを繰り返すため間欠性跛行と呼ばれます。

 
腰部脊柱管狭窄症の《特徴的》な症状は上記の間欠性歩行ですが脊髄の圧迫は『しびれ(皮膚の感覚異常)』と『筋力低下』を起こします。

皮膚の感覚異常

熱い、冷たい、痛い、触られたなどの皮膚感覚はデルマトーム(皮膚分節)と呼ばれる範囲で背骨の何番目の神経が担当しているのが決まっています。
(実際にはきっちりかっちりではなく概ねの範囲になります。よって、文献により区分けが少し違ったりします。)

dermatome デルマトーム 皮膚分節
皮膚分節の図
C:頸椎 / T:胸椎 / L:腰椎 / S:仙骨

 
図の足の裏『 L5 』(第5腰神経)

腰椎5番で脊髄の圧迫が起こると足の裏の感覚が鈍くなります。

足の裏の感覚が鈍くなると、立った時に足の裏からの情報が脳に届きにくくなります。

脳に届く情報の不一致

立ったときに視線(目)や膝・股関節からの情報は『立っている』と正しく脳に届いているのに、足の裏からは『立っている』との情報が脳に届かないので、【 どっちなの?? 】と脳が混乱してめまいという症状を出したと思われます。

 
腰部脊柱管狭窄症からめまいが起こるケースはかなりまれだと思いますが、検査の参考になる症例でした。

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