腕を上げると肩が痛い<石灰沈着>

癒しではなく痛みの根本改善を目指す松村カイロプラクティックの松村です。

今回のテーマは「腕を上げると肩が痛い<石灰沈着>」

 
前回の「腕を後ろに回すと肩が痛い」に引き続き、今回はまた別の肩の痛み「腕を上げると肩が痛い」という症状です。

 
「腕を上げると肩が痛い」 という訴えは腰痛と同じくらいメジャーなお悩みです。

四十・五十肩?腱板断裂?石灰沈着?

整形外科での診断はこんなことが多いのではないのでしょうか?

今回の腕を上げると肩が痛いというお悩みのケーススタディーは?

 

腕を上げると肩が痛いケーススタディー

40代後半女性
腕を上げると肩が痛い
肩の痛みは肩甲骨内側縁付近(背中に近い)
水平内転、(肩のストレッチ的動き)、ブラジャーを付けるような動きで痛み及び可動域制限がある。
じっとしていても”しくしく”痛む
夜間痛は無し

<肩の痛みの整形外科での診断>
頸椎5,6番のヘルニア
肩の腱鞘炎から石灰化(石灰沈着性腱板炎(石灰性腱炎))

リハビリで肩の痛みが治らなければ石灰が沈着した部分を手術で取り除くしかない。

<PTによる肩の痛みに対するリハビリ>
肩の可動域を改善するため、無理やり腕を動かす。
→ もちろん激痛!

<整形外科リハビリによる肩の痛みの経過>
週1回、一か月ほど通って、肩の痛みの改善 ゼロ。

 
カイロプラクティックによる検査と施術

整形外科で頸椎ヘルニアや石灰沈着性腱板炎と言われた、腕を上げると肩が痛い症状に対するカイロプラクティックによる検査と施術は
肩の痛みが出る場所、痛みの出かたからも
頸椎ヘルニア?石灰沈着性腱板炎(石灰性腱炎)??
どちらかというと50肩(凍結肩)に近そうだな、と言う訳で頸椎ヘルニアも石灰沈着性腱板炎(石灰性腱炎)も参考程度に検査。

結果として、胸鎖関節の可動制限肩関節包棘上筋腱の癒着がみられました。

施術の経過
1か月ほどで
可動域80%ほどに回復
可動域範囲での動作痛なし

肩関節可動域の左右差がほぼなくなるまでは後半月1回の施術で6か月ほどかかりました。

 
日常生活に支障のない程度の腕を上に上げる時の痛みや可動域制限は1~2か月ほどで改善しましたが、一度硬縮し癒着してしまった組織の回復にはやはり時間がかかるため、6か月ほどかかっております。

ただ、早い段階で痛みの軽減が見られている為、整形外科のリハビリや痛み止めなどで肩の痛みがなかなか変化が見られないのであれば、カイロプラクティックの施術も視野に入れていただければと思います。

 
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