整形外科でヘルニア診断の腰痛(高校球児)

癒しではなく根本改善を目指す松村カイロプラクティックの松村です。

腰痛と肩こりは圧倒的にご相談の多い症状です。

そんな腰痛の中でも今回の腰痛はヘルニアに関するものです。

今回のテーマは「整形外科でヘルニアと診断された腰痛」

 
椎間板ヘルニアが腰痛の原因ではない(場合が多い)というのはだいぶ有名な話になってきました。

しかし、腰痛で整形外科に行ってヘルニアが見つかると

スポーツ禁止
牽引、電気、湿布、痛み止め
でも痛みが変わらないので手術しましょう!

という流れは今もまだ多く残っているようで。。。

 
「整形外科でヘルニアと診断された腰痛」

高校球児の腰痛ケーススタディー

12月ごろから左腰付近に痛み

腰痛は前屈、全力のスイングで増悪

授業中など動かなければ腰の痛みは出ない

整形外科でMRIを撮り腰痛の原因は椎間板ヘルニアと診断

2週間運動(部活)禁止

その後2週間かけて少しづつ運動レベルを上げていく

(2週間後に腰痛がなくなったとして完全復帰まで1か月)

「整形外科での腰痛治療」
電気、牽引、マッサージ → 腰痛症状に変化なし

 
高校3年生の春、2週間も部活禁止はきついものがあります。
画像診断でヘルニアがあるから腰痛が出ていると言われたそうですが

腰椎の検査
皮膚分節に沿った皮膚感覚
支配している筋力のテスト
対応する筋反射のテスト

すべて陰性で、この腰痛はヘルニアによるものではないのではないかと推測。

 
腰椎ヘルニアがあると何が起こるか

足のしびれ・足の筋力低下(・排尿・排泄異常)

腰椎ヘルニアでは腰痛ではなく、下肢(脚)の異常が起こります。

 
今回この方は腰痛だけで下肢症状は全くなく、整形外科的テストでもヘルニアに係る異常は見当たらなかったので、カイロプラクティックで対応できる腰痛でした。

施術後、前屈の腰痛はほぼ無し。

念のため1週間は軽めの練習からスタートしていただき腰痛の状態を見て、1週間後に再度カイロプラクティックを受けていただくことにしました。

 
腰痛でヘルニアがあるとヘルニアが原因だと言われたり

絶対安静!スポーツ禁止!と言われると思いますが、

ヘルニアが腰痛の原因ではないことのほうが多いので、長年腰痛で苦しんでおられる方、ヘルニアだからと腰痛をあきらめている方も、ぜひ松村カイロプラクティックにご相談ください。

 
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